台風3号は熱帯低気圧に

13061303台風3号は13日午前3時、勢力を弱め、熱帯低気圧に変わりました。

この台風、当初の予想では北上して日本に接近する可能性がありましたが、北のオホーツク海高気圧の勢力が強く、最後は南に押し戻される形となりました。

勢力を弱めはじめた昨日の気象衛星の雲画像を見ると、可視画像では台風の渦が見えますが、赤外画像ではほとんど渦が見えません。
これは発達した雲は台風の周りになく、下層の低い雲だけが台風の中心を取り囲んでいることを示しています。

熱帯低気圧に弱まった後は、梅雨前線帯に当たって寒気と暖気の移流を受け、今日の午後温帯低気圧の構造に変わりました。