長崎県で1時間に96mmの猛烈な雨

201407030800-00

梅雨前線上の低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込み、今朝、九州北部では大雨にとなりました。
長崎県の長浦岳では今朝8時2分までの1時間に96mmの猛烈な雨が降ったのをはじめ、長崎県諫早で82.5mm、福岡県大牟田で73mm、佐賀市で55mmの時間雨量を観測しました。
また、長崎県大瀬戸では3時間の雨量が155.5ミリとなり、これまでの3時間雨量の記録を更新しました。

衛星画像を見ると、昨夜から今朝にかけて、九州北部に白く輝いた活発な積乱雲が次々と発生、発達している様子が分かります。

衛星画像 動画(7月2日~3日)

特に降水量が多かったのは、

(1時間降水量)
1 長崎県 長浦岳 96.0mm(08:02)
2 長崎県 諫早 82.5mm (09:32)
3 長崎県 大瀬戸 78.5mm (07:42) (7月の1位の値を更新)
4 福岡県 大牟田 73.0mm (10:55) (7月の1位の値を更新)
5 熊本県 菊池 69.0mm (12:01)
6 長崎県 雲仙岳 67.0mm (11:38)
7 熊本県 岱明 60.0mm (11:31)(7月の1位の値を更新)
8 熊本県 阿蘇山 59.5mm (13:06)
9 佐賀県 嬉野 56.5mm (07:02)
10 佐賀県 佐賀 55.0mm (07:59)

(3時間降水量)
1 長崎県 長浦岳 205.0mm
2 長崎県 大瀬戸 155.5mm(観測史上1位の値を更新)
3 長崎県 諫早 135.5mm
4 佐賀県 佐賀 125.5mm
5 佐賀県 嬉野 120.0mm

(24時間降水量)
1 長崎県 長浦岳 315.0mm
2 佐賀県 佐賀 226.0mm
3 長崎県 大瀬戸 220.0mm(7月の1位の値を更新)
4 佐賀県 鳥栖 213.0mm
5 福岡県 朝倉 199.0mm